坂東玉三郎 衣装展 @ 銀座和光
2023年6月某日
銀座和光で開催中の
坂東玉三郎衣装展へ
桜の下に張られた幕から火焔太鼓が見える。
幕の上部は実際に縄が留められていた。
光源氏を一目見ようと賀茂祭に出かけた
六条御息所(みやすどころ)の牛車は
正妻の従者に打ち壊される。
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平家武将 景清の恋人、遊女の阿古屋が
捉えられた場所で
見事に琴 三味線 胡弓 を演奏。
着物は大輪の牡丹と 平家の紋に因んだ蝶、
平安時代を象徴した御簾の柄。
夕霧太夫が一年ぶりの恋人との再会のために
座敷を抜け出し駆け付ける時の衣装
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人日(じんじつ)の節句。
金糸の注連縄、
だいだいと伊勢海老が載った鏡餅、
裏白、御幣、昆布、門松、羽子板、
追い羽根、鞠 と
手刺繍のモチーフがちりばめられている。
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全部で10点。
豪華絢爛。圧巻だった。
これらを身につけるだけでも
とっても重いだろうに
そのうえで 女性らしく優雅に踊る
坂東玉三郎さんのすごさに思いいった。
さすが人間国宝。
それぞれの衣装がどんな題材の場面で
使われるかの説明もしてあり、
普段 歌舞伎は観ないのだけど
とても興味深かった。
和光店内から見る交差点。
内側から見る海の中のようなショーウインドウが
とても素敵だった。
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