3代将軍家光が描いた女子のような絵
2023年6月8日
録画したNHKの 英雄たちの選択 を見ていて
家光が、女子が書きそうな
とてもかわいいうさぎの絵を
描いていることを知った。
その後紹介したフクロウと鶏の絵も
江戸時代の日本画とはかけ離れている。
フクロウはウサギよりふわふわで、
鶏は現代アートのようだった。
気になり家光の絵をググってみると
どうしてもNHKで紹介していたふくろうではない
うさぎの耳がついたようなミミズクしか出てこない。
NHKが間違った絵を紹介するわけがない、と
どんどん探した結果、
家光は
NHKで紹介したふわふわのフクロウ
「枯木梟図」 久能山東照宮博物館蔵
と
スズメのようなフクロウ
「梟図」 京都国立博物館蔵
と
羽角(うかく)とは思えない
ほぼうさぎの耳付きフクロウ
「梟図」長府毛利家蔵
「木兎図」文京区 養源寺蔵
の4種類
(探せばもっとあるかも)を
描いていた。
他にも出てきたのは
鳳凰
松山図
子供遊図。
みんな、とてもタッチの優しい絵だった。
特に鳳凰 が
めっちゃ可愛くて気にいった。笑
++++++ ちなみに
ミミズクとフクロウの違い。
耳のように見える羽角はただの飾りで
羽角があるのがミミズク、
羽角がないのがフクロウ。
++++++++++++
子供の頃は内気だったというし、
男色だったのは知っていたけど
女装することもあったと聞いて
家光は心は女性だった人なのかも
と思った。
だから女の子が書きそうな
かわいらしいうさぎを描いたり、
フクロウにも大好きなうさぎの耳つけちゃおう、とか
そんな気持ちで描いた絵に思えてしまった。
今生きていれば
性同一性障害として世の中の理解もあったと思うと
(40手前で普通に女性と子供を作るようになったみたいだけど)
かわいそうな気がした。
それでも徳川と自分の地位を守るために
改易にした大名が44家もあったり
男らしくて子供の頃から両親に次期将軍にとかわいがられていた弟を自害に追い込んだり
島原の乱に軍を送り2万人もなで斬りにしたり、
戦国時代の人ってやっている事がみんな本当に恐ろしいけど
家光も将軍として必死に生きたのだろうなと思う。
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