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2022年12月 8日 (木)

世田谷・九品仏 浄真寺の紅葉

2022年12月初旬

 

等々力渓谷へ行った後、

行ってみたかった紅葉で有名な浄真寺へ。

 

とても敷地の広い

想像以上の立派なお寺だった。

そしてひと通り見学したあと、

九品仏の地名は

9躰の阿弥陀如来様が安置されている

このお寺が由来だと気が付いた

(この辺りに住んでいる方は

もちろんご存じだと思います。)

(ちなみに9躰の他に

本堂に金ぴかのお釈迦様がいらっしゃった。)

 

9躰の如来様は

並んだ立派な3つのお堂

(上品堂・中品堂・下品堂)

3躰ずつのとても大きな仏像

(上生佛、中生佛、下生佛)

として安置されていた。

 

HPで調べたところ、

生前の行いにより九段階の来迎往生を説いた「観無量寿経」に基づき、

九種の印相を結び三仏堂に奉安されているそう。

 

往生者の機根の高低、信仰の深浅によって

往生の仕方に九種

(上品に上生・中生・下生の三種、

中品と下品にもそれぞれ三種)の

等級があるとされるらしい。

 

という事はみんな門を入ったすぐの焔魔堂で

それぞれ生前の行いを調べられ

「あなたは中品堂の中生佛のところ」

とか、言われちゃうって事なのかな💦

 

 

 

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昔、この地には奥沢城という世田谷城の出城があり、

1590年(天正18年)に行なわれた

豊臣秀吉による小田原征伐ののちに廃城となったそう。

 

その後、江戸時代初期の高僧「珂碩上人」が

1678年、四代将軍徳川家綱から

奥沢城跡であったこの地を賜り開山。

浄土宗所依の経典「観無量寿経」の説相によって諸堂宇を配置し、

九躰(九品)の阿弥陀佛像を安置し創建された。

 

今も敷地内にお城の土塁が残っていて、

HPには、さぎ草にまつわる

悲しいお姫様の物語も載っていた。

 

こんなに立派で

とても紅葉のきれいなお寺を訪ねることができて

本当に良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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