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2022年8月15日 (月)

KinKi @ NHK BSP Covers 2週目

2022 8 14 Sun

22:45~23:19  on air

KinKiKids

@ NHK BSP The Covers

2週目

 

 

1曲目 愛のかたまりについて

 

リリー

この曲好きなんでやっていただいて嬉しい

ふたりの詩曲で。

曲先ですか?

曲先ですね

綺麗なメロディを作ろう作ろうと意識して

ヘイみんな元気かいの

カップリングの曲なんですけどね

若かった自分は

(作詞作曲した)ヨーキングさんも独特の歌い方で

自分には全然歌いこなせなかったんですよ

自分の中で

どう表現していいのかわからなくて

KinKiらしさを前面に出したら

自分でそれを作ったらどうなるんだろう

って思って作ったのが愛のかたまり

当時この曲は自分の歌いたいタイプの曲と

違ってたみたいな事をあとで言ってたもんね

いい曲なのに。

でもまだ若かったしアイドル光一に

違和感があってもわかる気はする。

だから反骨精神というか

そっから生まれていった曲で。

今思えば Hey!みんな元気かい?

ほんとに素晴らしい曲で

それこそ泣ける曲なんですけど

リリー

これがその年齢の男性というか

ジャニーズには珍しい

女言葉というか

俺昨日悲しいことがあって

今日この曲聞いたら泣きそうなんですけど

なにがあったんですか

リリー

ハッピーなこと歌っているのに

じわるっていうか

当時太宰治さんの小説を読んでたんですよ

ちょっと暗い感じとか

人を愛していますっていうことを

カラッと言うわけではなくて

じっくりじわじわ

愛していると説明するような表現が多くて

一歩間違えると怖いかもしれないけど

本当に好きってこういうことなのかなみたいな。

ひらめきと

光一が女性詩を歌うのもいいかなと

いろいろピンときて

はまるかもって

一気に書きましたね

リリー

冒頭の一部

ほんとこの世界観の

ハッピーなのに悲しい予感がするんだけどみたいな

明日の朝も愛し合うよねって

問いかけてるっていうか

悲しみの部分をちょっとのせてるような

若かったのもあるし

人の事好きになった時の

暴走してしまう自分をここに込めたかった

自分を見失うくらい人を好きになってしまったら

こういう感じかもみたいな雰囲気

そういうのを投影した結果

冷静に文字で読むとかなり怖い

 

♪ 愛のかたまり

 

リリー

ふたりが20年前に

詩曲で作ってたって

すごい早熟ですよね

ほんと、私も10年くらい前に

初めて聞いた時びっくりした

そうですよね

不思議な話やな

リリー

その時点で

今までのアイドルとは

異物じゃないですか

KinKiKids自体が

ジャニーズっぽくない。

ふたりで書く曲のテイストとか

デッサンする色合いって独特なんで

やっぱふたりっていうのは

化学変化的なものが

起こりやすいのかもしれない。

5対5でものをつくることは

多分ないんですよ。

(半分に)割っちゃうと

いい色にならない。

物事によっては

ロクヨン、キューイチ、

ジューゼロでもいいと思ってるくらいです。

共有することに意味があるっていうか。

 

光一は

2000年SHOCKスタート

今年上演1900回達成

剛は

シンガーソングライター20周年

 

リリー

KinKiがありながら

個別の活動も同じくらいボリュームがあって

これも他のジャニーズに限らず

成立している人は珍しいから

強いんでしょうね

自然とそうなっていったっていうのが自然

ジャニーさんにしても

KinKiの堂本光一堂本剛っていう言い方は

あんまりしなかった

「そうじゃないんだよ

堂本光一と堂本剛がいるからKinKiなんだよ」

っていうことを言ってて

これがジャニーズっていう歴史からいうと

KinKiKidsの堂本光一と堂本剛でしょって

なっちゃうんですよ

周りはそうしたがるし

もちろんそうなんだけど

僕たちがKinKiKidsって答えを出すときも

ひとりで答えを出すときも

そのほうがシンプルで

ふたりで楽曲歌う良さ、作る良さ、

困難を乗り越える良さ、

堂本光一堂本剛だから みたいなほうが

僕らはしっくりきてる

リリー

ジャニーさんが100年に一度のふたりだって

スター性以外にその頃からクリエイター性というか

作るタイプの人間って

わかってらっしゃったんですかね

ジャニーさんって誰に対してもそうだと思う

自分で自分をプロデュースできないといけないよって

ただ自分が思うのは

自分をアーティストって言うのも

アイドルって言うのもはずかしい

それはファンの方が

私にとってアイドルなんです

って言っていただけるのであれば

ありがとうございますって感じです

 

 

2曲目

いのちの最後のひとしずく

(山下達郎)

をカバー

 

この曲の魅力って

申し訳ないんですけど説明できない

ただメチャメチャささる曲。

なんやと思う?

人を好きになってしまった不安と喜び

これが共存してるんじゃないかなって

ひとしずくって危うさが表現だと思うし

人を好きになることの意味を

問いかけ続けられるというか

リリー

達郎さんにしたら珍しく女性歌詞

ご本人的には

一歩間違えると演歌になるって

だからプッシュしながら歌わなきゃいけないんですけど

プッシュしながら揺れろって言われるんです

めちゃくちゃ難しい

絶対4つ打ちではノレない曲なんだけど

オケは4つ打ちっぽいし

8つ、16でとらないとダメかなぁ

混乱する曲なんです

唄うより聞いてたい

でた。歌うより聞いてたい。笑

この曲もそうです

 

♪ いのちの最後のひとしずく

 

メロディが山達すぎて

ふたりの声でめちゃめちゃ

KinKiバージョンでありながらも

私の頭の中には

山達の歌声に変換されて聞こえてしまう

 

リリー

素晴らしい

達郎さんの曲って

なんでこんなにいいんでしょうね

リリー

おふたりが歌うほうがウエットですよね

ほんっと。

達郎さんご自身も

明るい曲があんまり書けないとおっしゃってました

カラッと抜けていくようなムードが

おありじゃないのかなって

その時ハッとしたんですけど

リリー

そうですね

達郎さん夏っぽい曲のイメージはありますけど

そんなにカラッとしてない

らーいどおんたー♪

私 

マネ始まった?笑

すごい青空が浮かぶけど

ちょっと湿気はある

カラッとしてる感じではない

リリー

悲しい歌詞を歌ったとしても

唄い方に悲しさのお芝居入れないじゃないですか

わざと

余計悲しい

そしてなにを歌っても山下達郎

そこがすごいですよね

ほんと。

 

 

3曲目

Amazing Loveについて

 

達郎さん作曲

KinKiふたりが詩を共作

 

リリー

デビュー曲から始まって

最終的に詩曲を分ける間柄に

硝子の少年でデビューさせていただいた時に

そんなことが未来にあるなんて

みじんも思ってませんので

だよねぇ、ほんとに。

リリー

詩を一緒に書くっていうのは

どういう進め方で

ふたりでパソコン向き合って

書いては退出し

その間に

どっちかが入り

空いてるところを埋め

こっちの言葉もいいんじゃないかと思うよという

提案とか繰り返して

人との出会い達郎さんとの出会いもそうだし

ファンの皆さんとの出会い、二人の出会い

すべてが奇跡のような瞬間のひとつひとつが

今に至っている

マジックアワー

マジックタイムというような

奇跡的な瞬間の時間っていう部分が

僕には思い浮かんでたんです

コンサートの2時間3時間も奇跡のような時間だし

ファーストインプレッションを

剛クンに聞いた時に

コンサートの光景が浮かんだ

って言ったんですね

お互いに打ち合わせをするわけでもなく

向かう先が同じになってた

詩の先が。

それも奇跡的な瞬間だった

すごい。

向かう先が同じだった、って

そういうことだったのねぇ

だてに30年近く一緒に組んでないわぁ

ファン歓喜。笑

ただ監視カメラあったら

達郎さんに激怒されてるっていうくらい

(達郎さんのマネ)

ハマるなぁとか言いながら

達郎さんのものまねとにかく

サビなんかもう

(達郎さんのマネ)

青くだな!っつって

ここで世間を笑かしにくるふたり。笑

ほんとに良くない作り方をしたと

思うんですけど

タツロウヤマシタが言いそうな事

みたいな感じもちょっとあって

アレンジに言葉をもらったっていうのも

言い過ぎじゃなくて

さっきから言ってる達郎さん独特の節リズム

そうしないと言葉をあてられなかった

 

♪ Amazing Love

 

輝きたい

から二人が交互に歌うところが

私の大好きな

(光ちゃんも大好きな ♪ )

Glorious Days

を思い出して好き。

 

リリー

泣けるスケールがでかいというか

俺が曲聴いて映像が浮かんだのが

自分が宇宙船に乗って

小さくなっていく地球に

さよなら言ってる感じの感謝とか

宇宙戦艦ヤマトかっ 笑

テレビでやる時は

ちょっと申し訳な程度にやってるんですけど

カモッていうのが

あれマジで達郎節出すの

めちゃくちゃ無理なんですけど

達郎さんの仮歌に入ってたので

そうなんだ~!

光ちゃんが山達リスペクトのノリで

自らやってるんだとばっかり思ってた笑

これは達郎さんが

その場のノリでおっしゃったのが

そのままデータとして残っちゃったのかな

っていう位に思ってたんで

まさかレコーディングでやらんでいいやろなと思ってたら

ディレクターが

「やって」って。

いや剛クンやればいいんじゃないの?

僕の中にカモーンって言う自分がいないんで

確かに笑

だけど

カモーン!!じゃないんだよね

カモッ

この自分もいないなぁと思って

まだ光一のほうがいいんじゃない?

わかるー。笑

 

 

エンディング

ありがたい時間でした

25年経ったからこそ今あるあり方

そういうものをかみしめながら

こうして深く聞いていただける

幸せなことだなと思って

ありがとうございました

 

 

カモッ の詳細も聞けて楽しかった。 笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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