にっぽんの夜 靖国神社150周年大祭。と 天皇即位。
2019 10 20
今まで送られてこなかったのに
なぜか届いたセールの案内状が気になり
久しぶりに九段下へ行った。
せっかくの九段下だからこの機会に、と、
セールへ行ったあとに
ずっと気になっていたグラムで
パンケーキパフェを食べた。
その後、ぶらぶら帰ろうと市ヶ谷駅へ歩きだし、
もう暗くなった18時少し前、
お祭り中の靖国神社がなんとなく気になって
立ち寄ってみた。
靖国通り市ヶ谷寄りの鳥居をくぐると
警備員から
「規制するから早く歩いてください」
と言われた。
何を規制するんだろう。。。
えらい人でも来るのかな。。。
と思いつつ
中庭の方へいくと
能舞台ようなところで1人浴衣をきた女性が
民謡?に合わせて踊っていた。
その前で一般の人達も輪になって踊っていた。
盆踊りのようなもの?
靖国神社は秋にそういうお祭りをやっているのかな
と思い、少し離れたところからしばらく見ていた。
民謡のような歌声と
暗い中に浮かび上がる舞台と
その舞台で踊る女性と
その前で輪になって踊っている方たちの
その場の雰囲気がとても厳かで
昔むかしにタイムスリップして
まるで日本昔話のひと場面に
入り込んだような錯覚におちいり
ものすごく心にしみた。
これこそが日本。
という空気感を感じて
さすが靖国神社は違う、と思った。
特に民謡に興味があるわけではなく、
素晴らしいと思って聞き入ったことも
今まで全くないジャンルなのに
この時は本当に歌声が素晴らしくて
テープにしても素敵
と思いつつ、舞台の女性を見ていたら
なんとその奥の方に本当に唄っている方を発見した。
え~!
なま唄だったの~!?
遠目で、それも斜めから見ていたから
まったく気が付かなかった。
もう少しそばまで観に行っていれば
気が付いたのに。。。(>_<)
ものすごくもったいない事をした。
そう思っているうちに
規制していた参道を白い装束を着た神主の方々が
20人くらい?整列してどこからか現れ、
本殿の中に入っていかれた。
規制はこの方たちの為だったのか。
そして
「お願い、あと1曲」
と願った唄声も踊りも
その時間に合わせて終わってしまった。
多分規制は18時少し前から。
10分か15分か、そのくらいだった気がする。
あのすばらしい生の唄声を来年聞きにこようかな
またタイムスリップしたい
と思いつつ帰路についた。
そして2日後の
2019 10 22 (火) は
天皇陛下 即位の礼 正殿の儀 で祝日だった。
録画してあったミヤネ屋を見ていたら
伊勢神宮で白い装束の方たちが列になって
歩いている風景が目に入ってびっくりした。
靖国神社と同じだ!
アナウンスを聞くと
「天皇陛下が即位を宣言されるときにだけ行われる祭り
即位礼当日祭が行われ」
とのこと。
えー!
天皇陛下が即位するときだけー!?
靖国もそういうお祭りだったのー!?
そうだとしたらもうあの日本昔話のひと場面をみる事は
もうできないの~!?
すごくがっかりした。
でもそのあと思った。
もしかしたら
神様が呼んでくださったのかも…。
私、無宗教だけど神様はいると思っていて
毎日近所の神社の前を通るたびに
いつもこの町を守ってくださってありがとうございます
これからもずっとお守りください
ってご挨拶してるから。
だって九段下なんて本当にたまにしか行かない、
それもグラムでお茶して出てきた時間がちょうど18時少し前、
そこから行くつもりもなかった靖国神社に立ち寄った、
なんて奇跡すぎる。
きっと神様が呼んでくださったんだわ~。
と思うことにする。笑。
テレビで
朝から雨だったのに天皇陛下が宣明されるときに
急に青空が出てきて
とてもきれいな虹までかかったという映像を見たときは
鳥肌がたった。
やっぱり天皇はものすごい力に祝福されているんだなと
心の底から実感した場面だった。
令和が平和な時代でありますように。
と切に願う。
***************
後日、
靖国神社を出るときに
お祭りについての立て札を写真に撮ったことを思い出し
確認したら、
靖国神社創立150周年のお祭りだった。
天皇即位の時だけのお祭りではなかったわけだ。
それでも150年記念じゃ
やっぱり特別だったのかな。。。
2019 11 3
気になって靖国神社のHPを見に行ったら
最初に思ったとおり
秋に毎年お祭りをやっていたことを知った。
今年だけということではなかったのね。
秋の例大祭。
春もやるらしい。
(以下引用)
秋は10月17~20日で
期間中、
清祓・当日祭・第二日祭・第三日祭・直会
の諸儀が斎行される。
春季例大祭と同様、
当日祭には天皇陛下のお遣いである勅使が参向になり、
天皇陛下よりの供え物(御幣物ごへいもつ)が献じられ、
御祭文ごさいもんが奏上される。
当日祭後は、第二日祭、第三日祭と当日祭同様の祭儀が執り行われ、
最終日には、例大祭が無事に終了することを感謝する「直会」が執り行われる。
秋季例大祭の斎行にあたり
奉祝行事として献茶式、草鹿式が行われるほか、
例大祭期間中、境内では
各種奉納芸能、特別献華展、奉納菊花展などが催される。
(以上)
とのことなので、私が遭遇したのは直会で
踊りは各種奉納芸能のひとつなのね、きっと。
この感じなら毎年やっているのかも しれない (^-^)
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