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2017年10月19日 (木)

怖い絵展@上野の森美術館

2017年10月某日

 

怖い絵展へ行った。

土日は恐ろしく並ぶということがわかったので、

会社が休めた平日にリベンジ。

 

15:05到着。

この間のように90分待ち!の長蛇の列はなく、

待っている人は建物からはみだすくらいの収まり方。

待ち時間も書いていなかったので、

まぁ並ぶのは20分くらいかなぁと

思いつつ並んでみたら

実際には建物付近に蛇行して長い列が収まっていて、

結局40分も待った。。。

 

本当は余裕を見て

2時間時間がほしいところだけど

平日は17:00までなので

15:45から観て1時間15分か。

 

会場の中はもちろん混んでいて、

なかなかコンスタントに進めないうえに、

他の絵画展と違って

怖い絵にまつわる文章も読みたいから

余計時間がかかって、

やっぱり時間が足りなくなった。

 

係員も

「列はないので空いているところからご覧ください」

と言っていたけど

閉館時間の少し前になると

もう戻れないように係員数人で、

「はいはい、時間だよ、時間過ぎてるよ、早く出てってねー」

という内容の言葉を丁寧に言いながら

少しずつ人を出口に持っていく作戦を取られたので

最後のほうはじっくり観ることができなかったのが

少し心残り。

 

印象深かったのは

やっぱり今回メインの絵画

たった9日間のイングランド初代女王で

16歳だったレディ・ジェーン・グレイの処刑

(ドラローシュ)。

 

Dscn7645_2

 

 

 

それから、美しい人魚が船にあがって

船乗りを海の中に引きずりこもうと

美しい歌声で歌っている絵

(ドレイパーのセイレーン)

寝ている女性の上とそばに魔物がいる絵

(フューズリーの夢魔)

好きな人の首を目の前にして喜んでいる女性

(ビアズリーの『サロメ』の挿絵)

唯一メルヘンの世界のようなこの絵。

 ↓

 

Dscn7651

(シムズ・服を持って逃げる妖精)

ちょっと印象派のような絵に感じた。

 

 

 

世界史には超疎いのだけれど

レディージェーンについては

絵の解説を読んだら

興味がでてきてググってしまった。

 

周りの権力争いに引きずり込まれて

斬首の刑にされてしまった若い夫婦。

こんな悲劇の女王がいたのね。。。

なんといっても16歳というのが

あまりにもかわいそう。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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