ネットを見て泣いたこと ①
今日はネットを見て泣いてしまう事が2回あった。
朝、ネットでいろんな人の出来事が載っている2ちゃんのまとめを見ていた。
私の人生には だーれも深入りしてこないのに(笑)、
世の中の人には
いろいろな出来事や沢山の人とのかかわり合いが
イヤでもあるんだなぁ、と、
たまにそういうページを読むたびに思う。
そして今日は沢山読んだ中の一つの話で沢山泣いた。
その男性には子供がひとりいた。
奥さんが不倫をしていることに気が付き、
いつでもなんでも相談に乗ってくれる永年の親友に助けられ、
興信所と弁護士を紹介してもらった。
結果、相手も既婚者のダブル不倫であることがわかり、
子供の親権で相手に完璧に優位にたてるよう、
不倫にうつつをぬかす奥さんを横目に
その後 半年間 子供の世話を精一杯し、
準備万端のある日
興信所の資料と離婚届と要望書を奥さんに預け、
彼は家を出た。
その数時間後 奥さんは自殺してしまう。
朝、携帯の電源をいれると
彼女から何度も留守電が入っていた。
謝罪とやり直したいと言う言葉、
次第に彼と子供の名前しか言わなくなっていたらしい。
家に戻り、
彼が呼んでかけつけた奥さんの両親に罵倒され
ボコボコにされ、
なにより奥さんが死んでしまったことに彼は混乱し、
やはり駆けつけた親友に
彼は殴りかかって追い出してしまったという。
その親友が相談に乗ってくれて
親身に一緒に動いていなければ
こんなことにはならなかった
奥さんが悪い
不倫相手が悪い
親友が悪い
いや自分が悪い
と。
どんなに辛かっただろう。
彼がかわいそうすぎる。
ずるいよ、彼女。
その話はそれで終わらない。
親友と縁を切ってしまった彼は、
その後、共通の知人から、
親友が不倫相手の会社の飲み会に乗り込んで事件をばらし、
まったくそれまでの生活と変わりなく
のうのうと過ごしている不倫相手に怪我を負わせ、
警察につかまった事を知る。
彼に罵倒され、殴られ、
友達としての縁を切られ、
それでも彼の為に戦い、
彼のかわりに復讐した親友。
せつなすぎる。
その後も彼は混乱し続ける。
親友とは連絡がつかなくなっているらしい。
憎いのか許したいのか謝りたいのか、わからなくなる。
奥さんを殺したのは自分ではないだろうか。
自分が悪いのに、親友を憎む方が楽な自分がいる。
それでも親友に一度会いたい。
奥さんを憎んだら楽になるかもしれないけれど
1行だけ ごめんなさい という遺書が忘れられない。
と。
涙が止まらなかった。
彼を励ましてあげたい。
あなたは悪くない。と。
でももうそのページは完結していて
コメントを書くことができない。
書き込みは今から2年前。
どうか彼と親友がその後 和解できていますように。
その後、彼の心が少しでも平和になっていますように。
どうかこれからは
こんなに辛いことが彼の身の上に
2度と起こりませんように。
どうか少しでも心穏やかに
お子さんと
幸せな気持ちで過ごせていますように。
そういう日が1日も早くきますように。
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