今日のSHOCK ⑥

２０１５年３月某日

冒頭のいつもの挨拶のときに

座長は

また歩み始めました

というようなひと言を言った。

なつかしい、と思った。

私がSHOCKに出会った震災の翌年、

彼はいつもそう挨拶してたから。

心配な気持ちいっぱいで観ていた人が

沢山いたと思う。

現に私の近くには上演中ずっと

再開の感動を爆発させていることが

その雰囲気だけでよくわかる女性がいたし、

遠くのほうで

ずーーーーーーーーっとはなをすすっている人もいた。

舞台が始まる前は

自分も心配しながら観るのかな、と思っていた。

でも実際のところ、

私の場合は何の問題もなく、いつもと同じ気持ちで

舞台を観ていた。

もちろんずっと心の中には事故のことがあった。

でもLEDパネルがなくなっても

舞台はいつもと変わりなく、素晴らしいものだった。

カーテンコールで座長は昨日と同じように

あってはならない事故が起こってしまった

と、

そして

また続けられる舞台を作ってくれたスタッフに感謝している

と言っていた。

彼はいつもスタッフを信じてる。

命懸けの舞台が不安にならないか聞かれても

心配なんてしたことない

スタッフを信じてるから

って。

事故が起こった日だって

絶対信じてたと思うし、

舞台が再開した今、

改めて彼はスタッフを信じてる。

それは他の演者さんも全員そうだと思う。

舞台装置にたずさわる方へ

だから

どうか

宜しくお願いします。

今日面白かったのは

コウイチが

もうちょっと身長があれば、

って言ったあと

「あきらめないで」

って言われてたこと。笑。

それから

私のツボではない

いつもの

「パーって言えよ」 「パー！」

のあと、

３人で 「フ～♪」

って言って揃って１回転してたこと。

あれ、いい(^-^)

コウイチ、今日も本当にお疲れ様でした。

今日も素晴らしい舞台をありがとうございました。

またね(^-^)

ビルの左端が帝劇エントランス