神田・学士会館 「ラタン」
2009 10 11 (sun)
ずっと気になっていた学士会館の「ラタン」へ。
思っていた以上に素敵だった。
外観はそれほど感動するわけではないけれど
建物内はものすごく重厚、
灯り、調度品、階段、柱、階段カーテンのかけ方、
窓その他いたるところにはめ込んであるガラスなど、
色々なものに歴史の重みが感じられた。
特にレストラン内の調度品は
素敵な蜀台などが
あちこちにあまりにも無造作においてあり、
もっと引き立つ飾り方を考えればいいのに
ものすごくもったいない、と思ったりした。
そしてこんなに素敵な空間に造花はいらない(>_<)
私には、造花を入れた重厚な花瓶が台無しに見えた。
それからグリーンも必要以上に置いてある。
あれも最低限に減らせばいいのに。。。
あ~、もったいない!
公的な建物だからか
そういうセンスが中途半端だし
上質というよりは
入りやすいお店をめざしているようで
ランチは平日は1200円、日曜は1500円から、とリーズナブルだった。
飲み物も聞かれなかったし、
サーブしてくれる人たちにも
高級感あるサービスという認識はイマイチないらしく、
まず驚いたのが
おしぼりが長四角
(ちょうほうけい、というより、ながしかく、のほうがしっくりくる雰囲気)
に たたんであって、
それが二人分重なっていたこと。
2度目に驚いたのは
パンをいれたバスケットを運んでくれたのはふつうだけど
自分でとるシステムだったこと!
とってくれるお店しか知らなかったので
びっくりした(@_@)
そして3度目、
デザートが運ばれる前に
テーブルの上にちらばったパンの粉を
なんと
素手で払っていた (>_<)(@_@)(;´_`A
そういうレストランなのだ。
あ~、あのものすごーーーく上質で素敵な空間が
もったいなーーーい (>_<)
でもだから気取らず親しみやすい、という感じはある(^-^)
料理は普通。
とにかくあの雰囲気は
いくらお金をかけても作れるものではないので
そういう意味で
とっても貴重で
とっても素敵なレストランだ。
| 固定リンク
コメント