銀座「焚膳」

今日は銀座コリドー街の創作和食「焚膳」へ行った。

会社帰りにどこかへ寄ることなんて もう殆どないから

銀座は ひとりで しょっちゅう行っていても

コリドー街なんて かなり久しぶり。

お店が結構変わっていた。

薄暗くて ちょっと雰囲気のあるランプが置いてあって

なおかつリーズナブルなそのお店には

カップルが沢山いた。

こんな雰囲気のお店 本当に久しぶりだった。

イヤでも視界に入ってしまう すぐ近くのカップルをみて

昔のKさんと私みたいだなぁ…と ぼんやり思っていた。

帰り際 友達にそう言うと笑われた。

笑われてちょっとびっくりした。

でも 考えたら１０数年も前のことなんだ。

そうか、友達にしたら笑っちゃうくらい昔のことなんだ。

それでも私には 毎日毎日の想いが積み重なっての今なので

昔のことという意識がまったくない。

普通の人の時の流れと 自分の中の時の流れの違いに

改めて気がつかされた思いがした。

マリオンの通路がクリスマス仕様になっていると知って

友達と別れたあと、ちょっと寄ってみた。

短い距離なりに頑張っているなぁ、と思った。

そこでまたKさんを思い出す。

しょっちゅう銀座でデートしていた。

見えない彼と私がそこにいるみたいだった。