不倫中の知人の生き方 と 私の生き方
彼女は
「本当に1人が寂しくてイヤなら、
世間体なんて気にしないで行動すればいい」
と言い切る。
子供のことだ。
彼女は今すぐ子供がほしいとは思っていないようだけれど
不倫中の男性との間に万が一子供ができたら
認知してもらって 自分は離婚して
世間体が気になるなら知っている人のいないところへ行って
相手の家庭には迷惑をかけずに
子供と生活していけばいいだけだ、と言い切る。
「私はトシをとってから あの時こうしていればよかった
と後悔したくない」
と彼女は言う。
そうなのだ、ひとりでも生きていけるという強い気持と行動力さえあれば
子供という家族を作るなんてことは簡単なのかもしれない。
でも、子供はとってもほしいけれど、不倫どころか、
もし彼氏がいたとしても結婚が決まっていなくちゃ
そんないい加減なことできない、
と思っているイマドキめずらしいガチガチの人間の私には
そんなことできるわけがない。
私がもっとトシをとって、もし後悔したとしても
今この時点でもガチガチの考え方を変えられないのだから
どうすることもできない。
ずぅぅっとこんなに真面目に生きてきたんだから
きっと神様が運命の人にであわせてくれる、と思っていたのに。
結局子離れせずに年取っていく親。
もう年寄りだから離れることもできず
私は親の思い通りになってしまった、と思う。
親は一生子供がそばにいるから幸せだろうけど
私は一生孤独な人生を送らなくちゃいけないわけだ。
これからもひとりぼっちで
こんなに寂しい人生を送るんだったら
親の言うことなんてきかないで
若い頃からもっと遊んで
たとえ離婚したとしてもできちゃった結婚でもしたほうが
よっぽどシアワセな人生だった、と思う。
強い彼女が本当に羨ましい。
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